「拡張するファッション」関連プログラム 対談:林央子×ホンマタカシ Talk: Nakako Hayashi × Takashi Homma
日時:2014年9月21日(日) 16:00−
会場:3階展示室C
主催:丸亀市猪熊弦一郎現代美術館、公益財団法人ミモカ美術振興財団
助成:芸術文化振興基金、財団法人自治総合センター
協賛:株式会社資生堂
本対談は、宝くじの助成を受けて実施するものです。
聴講料:無料(ただし、拡張展の観覧チケットが必要です。)
◎概要
本展覧会の原案となった書籍『拡張するファッション』(スペースシャワーネットワーク、2011年)の著者、林央子と、出品作家のホンマタカシが展覧会について語ります。ホンマの出品作《Almost Grown - fashion as documentary 1991-2014》は、1990年代から現在までホンマが撮影してきたファッションや建築、子どもや郊外などの写真を年代順に再構成したもので、そこには林が本書にあらわした時代の風景があらわれています。展覧会の締めくくりにふさわしい二人の対談です。
◎同日開催イベント 2014年9月21日(日)
横尾香央留 ワークショップ「ハガキに刺繍」 10:00−12:00、13:00−15:00
キュレーターズ・トーク 14:00−
◎講師プロフィール
林央子(はやしなかこ)
1990年代に資生堂企業文化誌『花椿』の編集者として、その後はフリーランスとなり自ら編集する個人雑誌『here and there』を中心にファッションやアートを紹介している。1990年代半ば以降にファッションの世界やその周辺で起こった新しい動きやアーティストの活動を独自の視点でまとめた著書『拡張するファッション』(スペースシャワーネットワーク、2011年)が元となって、本展覧会が企画された。
ホンマタカシ
1980年代半ばより写真を主な表現媒体として活動。1991年より2年間ロンドンに滞在し雑誌『i-D』で活躍する。
1999年、写真集『東京郊外』(光琳社出版、1998年)で第24回木村伊兵衛写真賞を受賞。2012年には当美術館で個展「ニュードキュメンタリー」を開催した。本展では、自身の作品を再構築し年代順に展示。90年代以降のファッションをドキュメンタリーとして表現している。