企画展「中園孔二 ソウルメイト」関連プログラム
評伝刊行記念トーク
『穏やかなゴースト 画家・中園孔二を追って』
Gentle Ghost: In Pursuit of the Painter Koji Nakazono
日時:2023年8月20日(日) 14:00-(開場13:30)
出演:村岡俊也(ノンフィクション・ライター)、竹崎瑞季(本展担当キュレーター)
会場:2階ミュージアムホール
定員:170名
申込不要・参加無料
主催:丸亀市猪熊弦一郎現代美術館、公益財団法人ミモカ美術振興財団
助成:芸術文化振興基金、公益財団法人朝日新聞文化財団
協力:小山登美夫ギャラリー、株式会社新潮社
◎概要
中園孔二の評伝『穏やかなゴースト 画家・中園孔二を追って』(新潮社)の刊行記念トークを開催します。評伝著者の村岡俊也氏をお招きし、中園作品との出会いから、中園のご家族や友人、関係者、ゆかりの場所などへの綿密な取材を通して人物像と画業に迫った本書執筆の裏話やエピソードを伺います。
村岡俊也(むらおかとしや)
1978年生まれ。鎌倉市出身、ノンフィクション・ライター。
東京藝大卒業作品展で中園晃二の作品を観て「今年は天才がいるよ」と感想を漏らした藝大教授を通してその存在を知り、中園の通った美大受験予備校の講師とは旧知の仲だった。著書にアイヌの木彫り熊職人を取材した『熊を掘る人』のほか、『酵母パン宗像堂』(ともに写真家と共著、小学館)、『新橋パラダイス 駅前名物ビル残日録』(文藝春秋)がある。
『穏やかなゴースト 画家・中園孔二を追って』村岡俊也著・新潮社発行
高校2年の夏、中園は突如「絵が描きたい」と訴え、自室の壁に描き始めた。東京藝大に現役で合格、在学時より「今年は天才がいるよ」と注目され、卒業の翌年には著名ギャラリーで個展を開催。将来を嘱望されながら2015年、25歳で急逝……両親、友人、恋人たちへの丹念な取材と書き残された150冊ものノートなどから読み解く本格評伝。