1. 猪熊弦一郎 帝国劇場ステンドグラス《律動》とオブジェ《熨斗》 1966、建築設計:谷口吉郎、撮影:木奥惠三 2025
2. 猪熊弦一郎 香川県庁舎東館陶画《和敬清寂》 1958、建築設計:丹下健三、撮影:木奥惠三 2025
3. 旧高松市立美術館の前での記念撮影(左から3人目が猪熊弦一郎) 1955、猪熊弦一郎由来資料
「猪熊弦一郎博覧会」関連プログラム オープニング・トーク Opening Talk
日時:4月12日(土) 14:00-(開場13:30)
講師:五十嵐太郎(東北大学院教授)、吉野弘(建築家)
会場:2階ミュージアムホール
定員:170名(申込不要、先着順)
聴講料:無料
主催:丸亀市猪熊弦一郎現代美術館、公益財団法人ミモカ美術振興財団、独立行政法人日本芸術文化振興会、文化庁
猪熊弦一郎と近代建築の関わりについて、本展の建築史に関する内容を監修した五十嵐太郎と、山口文象設計「高松美術館」をはじめ美術空間研究を進めている吉野弘がお話しします。
本展では、五十嵐の監修のもと、東北大学院五十嵐研究室によって「アーティストと建築家のネットワーク年表〜新制作派協会を中心として」と題した巨大年表、9人の建築家の紹介文、「高松美術館」1/100模型(監修:吉野弘)が制作されました。トークでは、今回の五十嵐研究室の調査から、1949年に猪熊と山口が発足させた新制作派協会建築部の活動やその意義、また、猪熊の故郷である香川県や四国の建築文化、なかでも猪熊の推薦によって山口が設計者となった「高松美術館」(栗林公園内にあった旧高松市立美術館)について掘り下げます。
1. 猪熊弦一郎 帝国劇場ステンドグラス《律動》とオブジェ《熨斗》 1966、建築設計:谷口吉郎、撮影:木奥惠三 2025
2. 猪熊弦一郎 香川県庁舎東館陶画《和敬清寂》 1958、建築設計:丹下健三、撮影:木奥惠三 2025
3. 旧高松市立美術館の前での記念撮影(左から3人目が猪熊弦一郎) 1955、猪熊弦一郎由来資料
五十嵐太郎(いがらしたろう)
東北大学大学院工学研究科教授、建築史・建築批評家
1967年パリ生まれ。1992年東京大学工学系大学院建築学専攻修士課程修了。博士(工学)。第11回ヴェネツィア・ビエンナーレ国際建築展(2008)の日本館展示コミッショナー、あいちトリエンナーレ2013の芸術監督など数々の建築展、美術展でキュレーションや監修を手がける。
近著に『誰のための排除アート? 不寛容と自己責任論(岩波ブックレット 1064)』(岩波書店2022)、『様式とかたちから建築を考える』(菅野裕子との共著、平凡社2022)、『建築の東京』(みすず書房2020) など。
Xアカウントhttps://x.com/taroigarashi
吉野弘(よしのひろし)
建築家
1970年千葉県生まれ。1994年玉川大学文学部芸術学科卒業。宮川憲司建築事務所勤務を経て、ヨーロッパ、アフリカ、アジア15カ国を旅し、2002年に磯崎新アトリエ入社。シニアアーキテクトとして国内外のプロジェクトに携わる。2011年、吉野弘建築設計事務所設立。
人々が暮らす社会と文化に注目し、建築・空間の設計をはじめ、展覧会の構成、アートディレクション、都市環境のリサーチなど、多角的に環境と建築のあり方を創造・提案し続けている。2021年から東北大学大学院の後期博士課程に在籍し、美術空間の研究を行う。2024年に論文「山口文象設計による「高松市美術館」に結実した香川の美術空間について」を発表。
吉野弘建築設計事務所http://yoshino-ao.com/01_home.html