MIMOCA 丸亀市猪熊弦一郎現代美術館

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MIMOCA 丸亀市猪熊弦一郎現代美術館
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1.《不在との対話》2012年
  丸亀市猪熊弦一郎現代美術館でのインスタレーション
  photo by Sunhi Mang
2.《集積 - 目的地を求めて》2012年
  丸亀市猪熊弦一郎現代美術館でのインスタレーション
  photo by Sunhi Mang
3.《wall》2010年
4.《私たちの行方》2012年
  丸亀市猪熊弦一郎現代美術館でのインスタレーション
  photo by Sunhi Mang

all images ©Chiharu Shiota

塩田千春 私たちの行方 Chiharu Shiota―Where Are We Going?

会期:2012年3月18日(日)−7月1日(日)
*会期中無休
開館時間:10:00-18:00(入館は17:30まで)

主催:丸亀市猪熊弦一郎現代美術館、公益財団法人ミモカ美術振興財団
協賛:株式会社資生堂

◎観覧料:一般950円(760円) 大学生650円(520円)
高校生以下または18歳未満・丸亀市内に在住の65歳以上・各種障害者手帳をお持ちの方は無料
*( )内は前売り及び20名以上の団体料金(常設展料金含む)

◎前売券販売場所
[丸亀]あーとらんどギャラリー 0877-24-0927、オークラホテル丸亀 23-2222、おみやげSHOPミュー 22-2400、きままや 22-9361

◎概要
ドイツ、ベルリンを拠点に活動し注目を集めている作家、塩田千春の展覧会を開催します。塩田はこれまで物や場所に込められた人々の記憶、不在ゆえに強く感じる存在の感覚、日常を送るなかで生まれる不安や恐れといった感情を作品へと展開してきました。自らの内面から生じるこれらの感覚を突き詰めた結果、制作される作品は、作家個人の思いを超えて見る者を強く揺さぶります。
本展では、塩田が近年、新しく取り組んでいる「壁」をテーマにした作品を出品します。日本を離れドイツに住む塩田の経験から、国家や宗教といった個人が属する枠組みは他者や自分自身を理解する助けになると同時に、その人が何者であるかを知るうえで妨げとなるのではないか、私たちはそうした超えられない壁を内在しているのではないか、との思いで制作されたものです。また瀬戸内という当館の立地条件に触発された船を使ったインスタレーションやベルリンの子どもたちに行ったインタビューをもとに制作した映像作品なども発表。自分はどこから来たのか、今どのように存在しているのか、どこへ向かおうとしているのかを問いかけます。

1.《不在との対話》2012年
  丸亀市猪熊弦一郎現代美術館でのインスタレーション
  photo by Sunhi Mang
2.《集積 - 目的地を求めて》2012年
  丸亀市猪熊弦一郎現代美術館でのインスタレーション
  photo by Sunhi Mang
3.《wall》2010年
4.《私たちの行方》2012年
  丸亀市猪熊弦一郎現代美術館でのインスタレーション
  photo by Sunhi Mang

all images ©Chiharu Shiota

企画展情報

関連プログラム

イェレミアス・シュヴァルツァー
リコーダー リサイタル

2012年5月26日(土) 19:00開場 19:30開演
塩田千春の大規模な新作インスタレーション《私たちの行方》が設置された空間で、世界最高峰のリコーダー奏者イェレミアス・シュヴァルツァーが演奏します。

キュレーターズ・トーク
会期中[2012年3月18日(日)−7月1日(日)]の毎日曜日 各日14:00-(ただし3月18日はのぞく)
本展担当キュレーター(松村円、国枝かつら)が展示室にて展覧会の見どころをお話します。

アーティスト・トーク
2012年3月18日(日) 14:00−
出品作品について、またベルリンでの制作活動について塩田千春が語ります。

オープニング・コンサート
2012年3月18日(日) 10:00-
塩田千春の作品から着想した音楽を、目前に広がる未来へと踏み出そうとしている高校生がエレクトーンで奏でます。

ワークショップ情報

自分の船で世界中をまわってみよう
2012年5月27日(日) 10:30−12:00

塩田千春さんと一緒に作品を見たあと、水に船を浮かべた作品のなかへ、自分たちで作った紙の船を浮かべて世界中をまわります。
※詳細ページにレポートを掲載しています。