猪熊弦一郎展 形がいっぱい Genichiro Inokuma: All Kinds of Shapes and Forms
会期:2014年10月4日(土)-2015年1月18日(日)
前期:10月4日(土)-11月17日(月)
後期:11月18日(火)-1月18日(日)
*年末休館:12月25日(木)ー31日(水)
開館時間:10:00-18:00(入館は17:30まで)
主催:丸亀市猪熊弦一郎現代美術館、公益財団法人ミモカ美術振興財団
◎観覧料:一般950円(760円) 大学生650円(520円) 高校生以下または18歳未満・丸亀市内に在住の65歳以上・各種障害者手帳をお持ちの方は無料
*( )内は前売り及び20名以上の団体料金。
*常設展「猪熊弦一郎展 純粋な芸術を求めて」の観覧料を含みます。
*2回目以降の来館時に半券提示で観覧料が500円になります。(1枚につき、お一人有効。他の割引との併用はできません)
*11月23日(日)は開館記念日のため観覧無料
◎概要
猪熊弦一郎(1902-93)は、画業の前半には人物や猫、鳥などを描いていました。その後50歳を過ぎて渡米すると、作品は直線や真円が際立つ抽象画へと変化します。そして70歳を越し、1年の約2/3を東京で、冬の間の約1/3をハワイで制作するようになると、○や□に始まり、それらをデコボコさせてできた形や複雑で何とも言い表しがたい形、さらには面白い形であると考えた顔や動物までもを作品にたくさん描くようになりました。これらは自身の頭の中にひそむ形を取り出して何にとらわれることなく自由に描いたものですが、絵として、はっとする美しさをもつものになるよう、一つひとつの形は吟味され、色や配置、互いのバランスが厳しく判断されています。本展では、東京/ハワイを制作拠点として描いた作品を取り上げ、猪熊の物を見る鋭い目と優れた造形感覚による形の饗宴をお楽しみいただくとともに、いつ、どのような形が生まれ、それらがいかに組み合わせられたかを詳しく探ることで、楽しさに満ちた猪熊作品の魅力の根源に迫ります。
なお本展は、会期を前後期に分け、出品作品のうち約1/3の作品を展示替えいたします。ぜひ両会期ともにご覧ください。
◎関連プログラム
ワークショップ『オモシロカタチのスタンプハンカチ』
猪熊弦一郎の絵の中に描かれている、いろいろなカタチに注目しながら展示室で作品を見たり、みんなで簡単なゲームをしながら「オモシロいカタチ」をつくります。つくったカタチをスタンプにしてハンカチにプリントしましょう。
①2014年12月7日(日) ②2014年12月14日(日) 各日10:00-12:15
場所:3階展示室C、2階造形スタジオ
対象:①小学生 ②中学生~大人
定員:各回20名
参加料:200円
申込:必要
申込締切:①11月18日(火)必着②11月25日(火)必着
*お申し込みはこちらから。ただいま受付中。
キュレーターズ・トーク
本展担当キュレーター(松村円)が展覧会をご案内します。
日時: 会期中の日曜日 14:00-
参加料: 無料(ただし展覧会チケットが必要です)
申込: 不要(1階受付前にお集りください)