志賀理江子 ブラインドデート Lieko Shiga: Blind Date
会期:2017年6月10日(土)-9月3日(日) *会期中無休
開館時間:10:00-18:00(入館は17:30まで)
主催:丸亀市猪熊弦一郎現代美術館、公益財団法人ミモカ美術振興財団
助成:独立行政法人日本芸術文化振興基金、公益財団法人 花王芸術・科学財団
協力:株式会社カラーサイエンスラボ
◎観覧料:一般950円(760円) 大学生650円(520円) 高校生以下または18歳未満・丸亀市内に在住の65歳以上・各種障害者手帳をお持ちの方は無料
*同時開催の常設展観覧料含む
*( )内は前売及び20名以上の団体料金
*8月19日(土)、20日(日)は1階ゲートプラザにて「まるがめ婆娑羅まつり」開催のため観覧無料(当日は展示室内に音が響く場合があります)
◎前売券販売場所
[丸亀]あーとらんどギャラリー(0877-24-0927) オークラホテル丸亀(23-2222) おみやげSHOPミュー(22-2400) きままや(22-9361)
◎概要
写真を通して自身と社会が交差する接点に生じる「イメージ」の探求を続ける志賀理江子。1980年に愛知県に生まれ、2008年から宮城県に拠点を移し制作活動を行っています。本展では、2009年にバンコクの恋人たちを撮影したシリーズ「ブラインドデート」を始まりとして、「弔い」「人間の始まり」「大きな資本」「死」などをめぐる考察と物語が綴られていきます。出品作品は、写真プリントの他に約20台のスライドプロジェクターによってインスタレーションを構成。会場に置かれたプロジェクターの点滅は、生、暗闇と光、この世界に相反しながら同時に存在するものごとの隠喩でもあります。私たちの肉眼で見えぬものは何か。その領域をこそ写し出す写真というメディアに懸ける志賀は、出来うる限りの正直さで社会をまなざしながら、人間の生から離れない写真の空間を立ち上げます。
志賀理江子|Lieko Shiga
1980 愛知県生まれ
1999-2004 ロンドン芸術大学 チェルシー・カレッジ・オブ・アート・アンド・デザイン
2007-2008 文化庁在外派遣研修(ロンドン)
現在、宮城県在住
<主な個展>
2012 「志賀理江子 螺旋海岸」せんだいメディアテーク、仙台
2011 「カナリア門」ギャラリー・プリスカ・パスカー、ケルン 「カナリア門 志賀理江子写真展」三菱地所アルティアム、福岡
2008 「座礁の記録」フォトギャラリエット、オスロ
2006 「リリー」ニューク・ギャラリー、パリ
2005 「リリー」グラフメディアジーエム、大阪
2003 「明日の朝、ジャックが私を見た。」グラフメディアジーエム、大阪/アップリンク・ギャラリー、東京
2001 「浮遊する出来事」グラフギャラリー、大阪
<受賞歴>
2008 木村伊兵衛写真賞受賞【写真集『Lilly』『CANARY』(共に2007年)】