中学生〜大人向けワークショップ
「鈴木理策写真展 意識の流れ」関連
写真から生まれる言葉を探して
Looking for words come into existence from photos
あなたの撮った写真から、選んで並べてみましょう
現在開催中の「鈴木理策写真展 意識の流れ」出品作家の鈴木理策さんと、鈴木さんと親交のある作家の鷹野隆大さんを講師にお迎えし、写真のワークショップを開催します。
お題『通学路』にまつわる写真を20枚以上、プリントして持ってきてください。(プリントのサイズ、方法や紙は自由です。)ワークショップ当日、そのなかから1人5〜6枚を選んで並べます。並べた写真を、講師のお二人と一緒にみんなで見ましょう。
ワークショップのはじめには、鈴木さん・鷹野さんお二人から写真についてのお話しも聞けます。
日時:2015年①4月18日(土) ②4月19日(日) 各日13:00-17:00
場所:2階造形スタジオ
講師:鈴木理策・鷹野隆大(①②とも)
対象:①中学生・高校生 ②18歳以上(高校生を除く)
定員:各日20名
参加料:無料
申込:必要
申込締切:①②とも2015年4月9日(木)(必着)
応募者数:①16名、②23名
参加者数:①15名、②19名(参加予定 ①16名、②23名)
見学者数:①32名、②28名
展示期間:2015年4月20日(月)-4月30日(木)
観覧者数:1329名
主催:丸亀市猪熊弦一郎現代美術館、公益財団法人ミモカ美術振興財団
◎講師プロフィール
鈴木 理策(すずき りさく)
1963年和歌山県新宮市生まれ。1987年東京綜合写真専門学校研究科修了。2000年に写真集『Piles of Times』(光琳社出版)で第25回木村伊兵衛写真賞受賞。写真というメディアの特性を深く掘り下げ、日本各地に残る古代信仰の場や、南仏サント・ヴィクトワール山、桜、雪、セザンヌのアトリエといった多様な対象にそれぞれ異なるアプローチで取組み、新たな作品を発表し続けている。主な写真集に『KUMANO』(光琳社出版)『Mont Sainte Victoire』(Nazraeli Press)『熊野 雪 桜』(淡交社)『Atelier of Cézanne』(Nazraeli Press)など。2006年より東京藝術大学美術部先端芸術表現科にて教鞭を執る。
http://www.risakusuzuki.com/
鷹野 隆大(たかの りゅうだい)
1963年福井県生まれ。1987年早稲田大学政治経済学部卒業。2006年に写真集『In My Room』(蒼穹舎)で第31回木村伊兵衛写真賞を受賞。写真を通して、主観の範疇での認識を超えた現実と出会おうとし、セクシュアリティーに関心を寄せた男性のヌード作品や、1998年より毎日欠かさず撮り続け、撮影する行為を日常化した「毎日写真」シリーズがある。主な写真集に『String and Coke』(青土社)『カスババ』(大和プレス)『男の乗り方』(Akio Nagasawa Publishing)など。2015年12月から当館で開催する展覧会「愛すべき世界(仮称)」に出品予定。
◎道具・材料
・写真20枚以上(「通学路」をテーマに参加者が撮影したもの。プリント方法は問わず)
◎レポート
【1】
ワークショップの内容の説明を最初に行いました。持参していただいた写真の中から、10数枚を選び、並び方を考えて展示します。(画像2)
【2】
20枚以上の写真の中から、机に並べられるだけの枚数を選び、並べる順番も考えます。(画像3)
【3】
途中で、鈴木さん、鷹野さんより写真の選び方、並べる際のポイントについてアドバイスがありました。(画像4)
【4】
さらに、みなさん写真を入れ変えてみたり、引いてみたり、試行錯誤を繰り返します。(画像5)
【5】
講師のお二人は、参加者一人一人の机をまわってアドバイスしてくれました。お二人が並び替えてみると、印象がガラッと変わります。みなさん、真剣にアドバイスを聞いていらっしゃいました。(画像6)
【6】
最終的に展示する写真と並び方が決まったら、展示していきます。(画像7)
【7】
展示した写真を見ながら、講師のお二人からの講評をみんなで聞きました。(画像8)
【8】
最後に、鈴木さん本人からの解説つきで展覧会を鑑賞しました。最後まで充実した内容のワークショップとなりました。(画像9)
【9】
みなさんの作品は、その後造形スタジオにて展示しました。(画像10)