MIMOCA 丸亀市猪熊弦一郎現代美術館

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パフォーマンス・プロジェクト  PLAY vol.3 塚原悠也 <ヌカムリ・ジャミポスをめぐる21世紀の身体論>
シリーズ完結編
「エモーショナル・レスキュー」
PLAY vol.3 Yuya Tsukahara

日時:2017年4月15日(土) 14:30開場/15:00開演
場所:丸亀市猪熊弦一郎現代美術館2階ミュージアムホール
構成・出演:塚原悠也
テクニカル:松見拓也
ナレーション:荒木優光
料金:無料
定員:100名(全席自由、申込み不要)
主催:丸亀市猪熊弦一郎現代美術館、公益財団法人ミモカ美術振興財団
協力:Saito & Co.

2014年から塚原悠也(from contact Gonzo)の活動を連続して紹介してきたシリーズの完結編となります。これまでに開催した2回のパフォーマンスから引き続き、塚原の盟友がメコン・タイガー名義で執筆を続ける「ヌカムリ・ジャミポス/21世紀の身体論とともに」を下地に、新作「エモーショナル・レスキュー」を上演します。丸亀で誕生したヌカムリ・ジャミポスという架空の人工知能をめぐるパフォーマンスは、執筆と同時並行で上演され、その内容や上演形態は毎回異なる様相を現しています。完結編となる今回は、人工的に生成される感情を焦点にパフォーマンスが展開されます。丸亀での滞在制作を通してあらわれる塚原悠也の創造の過程と、3年にわたって展開を続けた成果をご覧ください。

<PLAY>
2014年から始まったパフォーマンスを紹介するシリーズ<PLAY>。表現が多様化する現代美術において、完成された作品だけではなく、より実験的な上演や制作を試みることで、作家にとっては表現を、美術館においてはその場所のあり方を、観客のみなさんにはこれまでの経験を更新する機会となることを目指しています。

塚原悠也(つかはら・ゆうや)

1979年 京都府生まれ
2004年 関西学院大学文学研究科美学専攻修了
現在、大阪市在住

2006年にダンサーの垣尾優と共に「contact Gonzo」を大阪にて結成。公園や街中で、「痛みの哲学、接触の技法」を謳う、殴り合いのようにも見える即興的な身体の接触を開始。contact Gonzoとして、ニューヨーク近代美術館(MoMA)や、アジア、ヨーロッパ各国でのダンスフェスティバルなどに多数参加。国内では森美術館「六本木クロッシング」や国立国際美術館「風穴」展、山口情報芸術センター(YCAM)などでの現代美術展にも参加し、映像、写真、日記などを組み合わせたインスタレーション作品を発表。個人名義の活動としては、2014年にNPO法人DANCE BOXの 「アジア・コンテンポラリー・ダンスフェスティバル神戸」や、東京都現代美術館の「新たな系譜学をもとめて 跳躍/痕跡/身体」展などでパフォーマンスプログラムのディレクションを行う。2011年より現在まで、セゾン文化財団フェロー助成の対象アーティストとして採択。

contact Gonzo
http://contactgonzo.blogspot.jp

関連プログラム

PLAY vol.3 塚原悠也
2017年4月15日(土)14:30開場/15:00開演
2014年から塚原悠也(from contact Gonzo)の活動を連続で紹介する3回シリーズのパフォーマンス、完結編。

PLAY vol.2 塚原悠也
2016年2月13日(土)14:30開場/15:00開演
【上演作品】
「自分よりも遅いドライバーは一人残らず間抜けで、自分よりも速いドライバーはみんな偏執狂。」

「人類のためではないフューチャーポルノと、その作り方。」

PLAY vol.2では、vol.1から続く、塚原の盟友メコン・タイガーによるテキストを下地につくる「ヌカムリ・ジャミポスをめぐる21世紀の身体論」シリーズ第2弾「悲しみのロスト・ボディ・パーツを掻き混ぜろ!!!編」をお届けします。丸亀に滞在して制作するパフォーマンスを、2月13日(土)に、2階造形スタジオで上演します。

PLAY vol.1 塚原悠也
2015年3月21日(土)14:30開場/15:00開演
新しく始まるシリーズ<PLAY>は、パフォーミングアーツ[パフォーマンス、ダンス、演劇等を含む身体表現]を紹介していきます。
第1回目は、塚原悠也(contact Gonzo)を迎え、関西からの共同作業者と共に、丸亀に滞在しながらクリエイションを行います。3月21日(土)に、2階造形スタジオで「最新都市民族身体操作法」「身体の各パーツに宿る神がそれぞれ骨折をする」「無意識に毎日事故を回避している男の話」「オナラは断じて映像ではない(!!!)」「こどもはかわいい」を上演いたします。