SickeTel −キュピキュピと石橋義正− SickeTel - KyupiKyupi and Ishibashi
2010年7月18日(日)−11月3日(水・祝)
会期中無休
10:00−18:00(入館は17:30まで)
主催:丸亀市猪熊弦一郎現代美術館、財団法人ミモカ美術振興財団
助成:財団法人地域創造、芸術文化振興基金
協力:株式会社RYU、株式会社イーガー、有限会社アキ工作社、自由廊、株式会Mileruntech、株式会社エス・エス・エム、株式会社フィッシュヘッズ
一般950円[760円] 大学生650円[520円]
高校生以下・丸亀市内在住の65歳以上・各種障害者手帳お持ちの方は無料
*[ ]内の料金は前売・20名以上の団体及び瀬戸内国際芸術祭パスポートをお持ちの方
*8月21日(土)、22日(日)は1階ゲートプラザにて「まるがめ婆娑羅まつり」開催のため観覧無料(ただし展示室内が騒がしくなる場合があります)
1996年、京都で結成された映像&パフォーマンス・ユニット“キュピキュピ”は現在、映像と演出を手がける石橋義正を中心に、空間設計と造形を担当する木村真束、ヴィジュアルデザインとアニメーションを担当する江村耕市の3名で活動。パレ・ド・トーキョー現代創造サイト(パリ)での個展の他、「身体の夢」展(京都国立近代美術館他)やヴェネチア・ビエンナーレなど国内外の展覧会に数多く参加し、美術館やアートセンターでの映像インスタレーションの展示とホールやカフェでの映像を駆使したライブ・パフォーマンスという2つの活動形態を連環させ、アートとエンターテイメントの領域を自在に往還してきた。
本展はキュピキュピと、その主宰者であり映画「狂わせたいの」やTV番組「オー!マイキー」の監督として映像コンテンツの制作に携わる石橋義正の活動を国内の美術館として初めて大規模に紹介するものであり、当館の展示空間を活かしたキュピキュピの大型インスタレーションをはじめ、石橋義正の映像作品など最新作を中心に構成する。さらにライブや映画上映、ワークショップなどさまざまな関連プログラムの実施も予定しており、「キュピキュピ 再始動の狼煙」ともいえる本展では彼らのめくるめく映像世界を心ゆくまで体感していただけることだろう。
◎出品作品
(1Fエントランス)
○石橋義正 BLACK RINA 2010年
インクジェットプリント、270x600cm
モデル:原裕美子
撮影:田中マサアキ
衣装:天野恭子
ヘアメイク:針尾清光
美術・装飾:舩引亜樹
○石橋義正 《オー!マイキー》ダイジェスト 2002年〜
短編映像コンテンツ(テレビ番組) 16分12秒
<ピクニックへ行こう> <続・家庭訪問> <双児の訪問> <家庭教師のお姉さん> <アホが見るブタのケツ> <マイキー・ザ・スターマン>
声の出演:千佳、表ウララ、多々納斉、中矢由紀、石山百年美、多田智美、柳森万里
製作:オー!マイキー製作委員会
○石橋義正 《バミリオン・プレジャー・ナイト》ダイジェスト 2000年
オムニバス映像コンテンツ(テレビ番組) 31分54秒
<主婦マニア2> <オープニング> <ミッドナイトクッキング「ザ・フライ」> <ドクター・フェロー> <ゾンビのこっくりさん> <ワンポイント英会話> <キャッシーズ・ハウス> <唄う六人の女「まな板」> <芸者>
出演:アンミカ、片桐華子、篠原真希子、Rio、河原あや 他
製作:バミリオン・プレジャー・ナイト製作委員会
(3F展示室C)
○キュピキュピ シッケモニカ 2010年
大型インスタレーション
○キュピキュピ・アーカイブ
・Kayo Show 1998年 2分24秒
・Flower Sunday 1999年 2分23秒
・Buttocktica 1998年 2分46秒
・panoranoia 2001年 1分36秒
・Dr.Yakamoto 2003年 2分22秒 ※《夜のSickeTel》実施時のみ上映
・Kyupi Kyupi Grand kayo Show Cabarotica 2003-2004年 19分58秒
・Circlamotion 2005年 6分8秒
○石橋義正 BLACK RINA 2010年
映像インスタレーション、3面プロジェクション、19分7秒
出演:原裕美子、Mayo、萬浪大輔、片山結香子、寺田貴彦、藤田智子、Hiro
衣装:天野恭子
ヘアメイク:針尾清光
○石橋義正 WHITE SNAKE 2010年
映像インスタレーション、9分43秒
出演:川口ゆい、牧野しいな
特殊メイク:JIRO
ヘアメイク:南辻光宏
◎作家略歴:キュピキュピ
映像&パフォーマンス・ユニット
1996年結成
http://kyupikyupi.com/
○メンバー(2010年現在)
石橋義正(主宰/映像・演出担当)
1968年京都生まれ。
木村真束(空間設計・立体造形担当)
1969年奈良生まれ。京都市立芸術大学美術学部美術科(彫刻専攻)卒業。マヅカ3Dワークス代表として造形や舞台美術を手がける他、俳優としても活動している。
江村耕市(ヴィジュアルデザイン・アニメーション担当)
1961年大阪生まれ。京都市立芸術大学美術学部デザイン科卒業。ドローイング、モーショングラフィックス、グラフィックデザイン等多分野にて制作活動を行っている。京都嵯峨芸術大学メディアデザイン学科准教授。
○主な展覧会
2010年
個展「SickeTel —キュピキュピと石橋義正—」丸亀市猪熊弦一郎現代美術館
2008年
「THE KYOTO MASH-UP」Sfera、京都
2006年
「Trial Balloons」レオン市立現代美術館(スペイン)
「Urban Fetishes」タンツクヴァルティア・ウィーン(オーストリア)
「Inéditos 06」カーサ・エンセンディーダ、マドリード(スペイン)
2005年
「身体の夢2005」ソウル市立美術館(韓国)
「Experimenta. Aural Gazing - Japanese audio-vision」オーストラリア映像センター、メルボルン
2003年
「第50回ヴェネチア・ビエンナーレ:Z.O.U. - Zone of Urgency」アルセナーレ、ヴェネチア(イタリア)
個展「Kyupi Kyupi The Wide Show」パレ・ド・トーキョー現代創造サイト、パリ(プランス)
2002年
「JAM: Tokyo-London」東京オペラシティ・アートギャラリー
「ASIAN VIBE」カスティーリョ現代美術センター(スペイン)
2001年
「JAM: London -Tokyo」バービカン・アートギャラリー、ロンドン(U.K.)
「Le Tribu' dell'arte」ローマ近現代美術ギャラリー
「Looking at you」クンストハレ・フリードリチアヌム、カッセル(ドイツ)
2000年
「Let's Entertain」ウォーカー・アート・センター、ミネアポリス(U.S.A.)/ポンピドゥ国立美術文化センター、パリ/ポートランド美術館(U.S.A.)/ルフィーノ・タマヨ美術館、ニューメキシコ(メキシコ)/ヴォルフスブルク美術館(ドイツ)/マイアミ美術館(U.S.A.)
個展「Kyupi Kyupi 1 million Premium」ホワイトキューブ・ギャラリー、大阪
個展「Kyupi Kyupi 1 million Super Deluxe」KPOキリンプラザ大阪
「TWILIGHT SLEEP」ローマ日本文化会館(イタリア)
「Process/Reprocess : Japan and the West」レズリー・トンコノウ・アートワークス+プロジェクツ、ニューヨーク(U.S.A.)
「釜山国際現代美術祭」釜山市美術館(韓国)
「台北ビエンナーレ」台北市立美術館(台湾)
1999年
「身体の夢」京都国立近代美術館/東京都現代美術館
「Generation Z」P.S.1現代美術センター、ニューヨーク
「Game Over」ワタリウム美術館、東京
1998年
「Donai yanen!」エコール・デ・ボザール、パリ
○主なパフォーマンス
2010年
「シッケモニカ」丸亀市猪熊弦一郎現代美術館
2004年
「歌謡ショー・ラッキー・カムカム」カフェ・アンデパンダン、京都
「歌謡ショー・フランケンシュタインの花嫁」カフェ・アンデパンダン
「キュピキュピ グランド歌謡ショー キャバロティカ」(ロングラン公演)スパイラルホール、東京
2003年
「キュピキュピ グランド歌謡ショー スーパー・メガヒッツ」アート・コンプレックス1928、京都/パレ・ド・トーキョー現代創造サイト
「キャバロティカ」テート・モダン、ロンドン
「キュピキュピ グランド歌謡ショー キャバロティカ」(ロングラン公演)アート・コンプレックス1928
2000年
「キュピキュピ・ジャンボリー・スーパー・デラックス」キリンプラザ大阪
1999年
「演歌マニア」カフェ・アンデパンダン
「歌謡ショー」ヴォルガ、東京
「キュピキュピ・ジャンボリー・フローズン・クリスマス」カフェ・アンデパンダン
1998年
「歌謡ショー」カフェ・アンデパンダン
◎作家略歴:石橋義正
1968年 京都生まれ
1987年 京都市立銅駝美術工芸高校日本画科卒業
1993年 英国王立芸術大学映画科交換留学
1994年 京都市立芸術大学大学院美術研究科(造形構想)修了
キュピキュピの主宰として、また映画監督・映像作家として創作活動を行う。
○主な制作作品
・長編劇映画《狂わせたいの》 監督・脚本・製作・美術・撮影・編集・出演
1997年〜
全国ロードショー上映、京都国立近代美術館にて英語版上映
1998年
ストックホルム国際映画祭正式出品
第8回日本映画プロフェッショナル大賞新人監督賞受賞
・TV番組《バミリオン・プレジャー・ナイト》 監督・脚本・製作・撮影・編集・音楽
(25分のオムニバス映像コンテンツ)
2000年
7月〜12月放映(テレビ東京系)
2001年
番組内コンテンツのひとつ《フーコン・ファミリー》
モントリオール・ファンタジア映画祭出品(モントリオール) グラウンド・ブレイカーズ賞受賞
シネマ・トゥ・エクラン映画祭正式出品(スイス) スペシャル・メンション賞受賞
インターナショナル・D・シネマ・フェスティバル正式出品(パリ) ベスト・シリーズ賞受賞
ロカルノ映画祭ビデオコンペティション部門ノミネート(スイス)
第3回京都映画祭 奨励賞受賞
ニューヨークNew Director's/New Films映画祭、ストックホルム国際映画祭、ハワイ国際映画祭、アテネ国際映画祭正式出品 他
2002年
映画版《カラー・オブ・ライフ》全国公開
香港国際映画祭、ロッテルダム国際映画祭正式出品 他
・TV番組《オー!マイキー》 監督・脚本・製作・撮影・編集
(3分の映像コンテンツ)
2002年〜
テレビ東京系にて放映
上映会「ワー!マイキー」(東京都写真美術館、丸亀市猪熊弦一郎現代美術館、イオンシネマ・ワンダー名古屋 他)
「オー!マイキー特別篇」(高知県立美術館、京都芸術センター)
イベント「マイキーズ・カフェ」開催(フォレット3F 原宿)
英語吹替版《The Fuccons》をベルリン国際映画祭、香港国際映画祭、メルボルン国際映画祭、プチョン国際映画祭、ハワイ映画祭、モントリオール・フェスティバル・オブ・ニューシネマ&ニューメディア、ファンタジア映画祭正式出品 他
「マイキーズ・アタック」展開催(キリンプラザ大阪全館)
「オー!マイキー フィーバー」上映(六本木、心斎橋シネマート)
ロンドン・デザイン・フィスティバル出品
ヴォーグ・オム・インターナショナルでアートページを製作
PARCO、ダイハツ工業、吉、NTTドコモ、TOYOTA「MEGAWEB」、CM EXPRESS、Vodafone 3G、COMME CA、JCBカード、LGテレコム、ファニチャードーム、東京ガス、東武鉄道などの広告キャラクター契約
小学五年生、テレビライフ連載
アメリカ、カナダ、韓国、イタリア等で吹替版を放送
2010年現在《オー!マイキー10周年》放映(テレビ東京、BSジャパン)
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