杉本博司 アートの起源 Hiroshi Sugimoto ORIGINS OF ART
1.科学 2010年11月21日(日)-2011年2月20日(日)
*2010年12月25−31日は年末休館
2.建築 2011年3月6日(日)-2011年5月15日(日)
3.歴史 2011年5月29日(日)-2011年8月21日(日)
4.宗教 2011年8月28日(日)-2011年11月6日(日)
開館時間:10:00-18:00(入館は17:30まで)
会場:丸亀市猪熊弦一郎現代美術館
主催:丸亀市猪熊弦一郎現代美術館、公益財団法人ミモカ美術振興財団
協力:財団法人小田原文化財団、ギャラリー小柳
◎観覧料:一般 950円(760円)、大学生 650円(520円)
高校生以下または18歳未満、丸亀市内に在住の65歳以上・
各種障害者手帳をお持ちの方は無料
*( )内は前売り及び20名以上の団体料金(常設展料金含む)
◎年間パスポート:2,500円
*2010年11月21日−2011年11月6日までの会期中、
お一人につき何回でも使用できます。
1年まるごと「杉本博司 アートの起源」をお楽しみ下さい。
◎前売チケット販売:
丸亀市猪熊弦一郎現代美術館1階受付
チケットぴあ(サークルK・サンクス)0570-02-9999
pia.jp/t(Pコード:科学764-159/建築764-160/
歴史764-161/宗教764-162/年間パスポート764-163)
◎11月23日(火・祝)は開館記念日のため観覧無料
◎概要
丸亀市猪熊弦一郎現代美術館では、2010年11月から1年間にわたって4つの杉本博司展を開催します。1970年代半ばより写真家として活動を始めた杉本の、考え抜かれたコンセプトと最高の技術によって生み出された作品は、世界中の人々を驚かせ、絶賛されてきました。この突出した才能を持つ杉本の芸術をご紹介するにあたり、今回、一人の作家について内容の異なる展覧会を次々と開催するという、まったく新しい試みに取り組みます。優れた作品を脈々と制作してきた杉本だからこそ可能となったこの度の企画は、新作を含む作品を「科学」、「建築」、「歴史」、「宗教」の4つのキーワードで分類し、その全貌を明らかにしようとするものです。1年間、連続する展覧会は杉本の作品世界の起源を知るものであると同時にアートの起源、ひいては人間の意識の起源をも辿るものとなります。
また、杉本が自身の制作を触発するものとして集めたコレクションも作品とあわせて展示します。この二つをともに見ることによって、起源を辿る道はさらに大きく私たちの前に開かれることでしょう。
本展覧会シリーズでは、これまでの杉本の作品が時系列に展示されるのではなく、作家自身によって特別に組み合わされ、人間の意識の起源を照らしだすものとして今回限りの構成で展開されます。さらに展覧会ごとに世界初公開のシリーズや本展にあわせて制作された作品が出品されます。また当美術館展示室の大きな空間を活かした展示は、杉本作品の魅力をいっそう引き出した、他では見ることができないものです。