第1回 MIMOCA EYE / ミモカアイ 1st. MIMOCA EYE
会期:2022年11月20日(日)-2023年2月26日(日)
休館日:月曜日(ただし2023年1月2日、9日は開館)、2022年12月25日(日)-12月31日(土)、2023年1月4日(水)、1月10日(火)
開館時間:10:00-18:00(入館は17:30まで)
主催:丸亀市猪熊弦一郎現代美術館、公益財団法人ミモカ美術振興財団
◎観覧料
一般950円(760円)、大学生650円(520円)、高校生以下または18歳未満・丸亀市在住の65歳以上・各種障害者手帳をお持ちの方とその介護者1名は無料
*同時開催常設展「猪熊弦一郎展 今にないものを」観覧料を含む
*( )内は前売り及び20名以上の団体料金
*11月23日(水・祝)は開館記念日のため観覧無料
◎概要
2022年、丸亀市猪熊弦一郎現代美術館(愛称:MIMOCA)は現代美術の新たな公募展「MIMOCA EYE / ミモカアイ」を創設し、35歳以下のアーティストを対象として現代美術の作品を公募しました。初回となる「第1回 MIMOCA EYE / ミモカアイ」では294人(組)の応募をいただき、選考委員による厳正な審査をおこなった結果、17点の入選作が決定しました。このたび、入選作による展覧会「第1回 MIMOCA EYE / ミモカアイ」を開催します。さらに入選作から大賞および準大賞を選出し、大賞には賞金のほか、副賞として MIMOCAでの個展開催の機会を提供し、受賞後の更なる飛躍を後押しします。今後は継続して3年ごとに実施する予定です。
アートとはその時代の答えであって、アーティストはこの現代をどう表現するのかという責任がある。それがコンテンポラリーアート。未来に向かってアーティストがどういうふうに方向づけ、今にないものを発見していくかっていう、一番大事で一番難しいことの結果を見せる美術館であってほしい(猪熊弦一郎)
猪熊弦一郎のこの言葉を指針とするMIMOCAは、これからを担う若いアーティストが、時代を捉えながら新しい表現を生み出し、独自の才能をはばたかせることを大いに期待しています。「第1回 MIMOCA EYE / ミモカアイ」の入選作に溢れるフレッシュな感性をぜひご覧ください。
◎入選者(50音順)
池添俊《声を待つ》2022年
石綿優太郎《水の音色》2022年
井上裕加里《Asian women -Japan and Iran-》2022年
小穴琴恵《壁とはみ出た木》2022年
大野陽生《Sea Monk》2022年
上久保徳子《ずっと傾いたスープ》2022年
熊谷亜莉沙《あなたは誰だと思う?》2022年
西條茜《Phantom Body -蜜と泉-》2022年
ジダーノワ アリーナ《記憶の沿岸》2022年
須崎喜也《托鉢》2022年
大東忍《夏草を燃やす》2022年
但馬ゆり子《あなたにとって、わたしにとって。》2022年
谷口典央《New planet log 2》2022年
中谷優希《シロクマの修復師》2022年
原田愛子《Frankenstein’s feet (for all of the sewers)》2022年
婦木加奈子《洗濯物の彫刻》2022年
吉田志穂《庭になるもの》2022年
オンライン座談会①(参加者:大野陽生・上久保徳子・婦木加奈子)
オンライン座談会②(参加者:池添俊・ジダーノワ アリーナ・大東忍・谷口典央)
オンライン座談会③(参加者:井上裕加里・熊谷亜莉沙・西條茜)
◎選考委員(50音順)
植松由佳(国立国際美術館学芸課長、公益財団法人ミモカ美術振興財団理事)
杉戸洋(画家、東京藝術大学美術学部絵画科准教授)
高橋瑞木(CHAT(Centre for Heritage, Arts and Textile)エグゼクティブディレクター兼チーフキュレーター)
高嶺格(美術作家、多摩美術大学彫刻学科教授)
中山ダイスケ(東北芸術工科大学学長、アーティスト、アートディレクター)
第1回 MIMOCA EYE / ミモカアイ募集要項
◎「第1回MIMOCA EYE / ミモカアイ」の大賞と準大賞作品が決定しました。
【大賞】西條 茜《Phantom Body -蜜と泉-》2022年
(大賞を受賞した西條茜さんには、副賞として2024年度以降に当美術館での個展開催の機会が授与されます。)
作家インタビュー
【準大賞】中谷優希《シロクマの修復師》2022年
作家インタビュー
◎このたびの審査を経て、選考委員個人賞が追加されました。
【選考委員個人賞】
植松由佳賞:井上裕加里《Asian women -Japan and Iran-》2022年
杉戸洋賞:婦木加奈子《洗濯物の彫刻》2022年
高橋瑞木賞:池添俊《声を待つ》2022年
高嶺格賞:大東忍《夏草を燃やす》2022年
中山ダイスケ賞:須崎喜也《托鉢》2022年