加茂克也 KAMO HEAD Katsuya Kamo: KAMO HEAD
会期:2024年6月30日(日)-9月23日(月・祝)
休館日:月曜日(ただし7月1日、15日、8月5日、12日、9月2日、16日、23日は開館)、7月16日(火)、8月13日(火)、9月17日(火)
開館時間:10:00-18:00(入館は17:30まで)
主催:丸亀市猪熊弦一郎現代美術館、公益財団法人ミモカ美術振興財団
助成:一般財団法人自治総合センター
会場構成:株式会社金子繁孝事務所
ヘッドピース監修:小田代裕(mod's hair)
特別協力:mod’s hair
協力:ANREALAGE、CHANEL、HAIDER ACKERMANN、JUNYA WATANABE、KIKO KOSTADINOV、MINTDESIGNS、UNDERCOVER
◎観覧料
一般950円(760円) 大学生650円(520円) 高校生以下または18才未満・丸亀市内に在住の65才以上・各種障害者手帳をお持ちの方とその介護者1名は無料
*( )内は前売り及び20名以上の団体料金
*同時開催常設展「猪熊弦一郎展 人や動物や物々」観覧料を含む
◎概要
世界の名だたるファッションブランドと多数のコラボレーションを行い、モードの最先端で活躍したヘア&メイクアップアーティスト、加茂克也(1965-2020)の活動を紹介します。
加茂はトップブランドのショーや、ファッション誌の写真のヘアメイクを手がけるなど、国内外のファッションシーンで活躍しました。モデルの顔を覆い隠したり、紙で作った鋲やバラ、砕いた鏡、大量の鳥の羽といった表現など、前衛的でありながら、気品と造形美をあわせ持つ加茂のヘアメイクデザインは、発表のたびに注目を集めました。なかでも加茂の手によるヘッドピースは、彫刻のような普遍的な美を有し、ファッションでありつつ唯一無二のアートピースとして強い存在感を放ちます。
本展では、トップブランドのファッションショーで実際に使用したヘッドピースを中心に、雑誌記事、アイデアソースや制作過程の記録、プライベートで制作していた立体作品などによって、加茂の創作活動を俯瞰的に展観します。加茂にとって初めての美術館での個展となります。
◎プロフィール
加茂克也(かもかつや)
1965年福岡県生まれ。1988年mod’s hairに所属し、ファッション誌や広告、ファッションショーなど国内外で活躍する。2003年第21回毎日ファッション大賞を受賞、1983年の賞創設以来、初めてファッションデザイナー以外での受賞となる。2015年個人事務所「KAMO HEAD」を立ち上げ独立。2020年逝去。2021年作品集『KAMO HEAD』出版。
主なコレクション:JUNYA WATANABE、UNDERCOVER、CHANEL、MINTDESIGNS、ANREALAGE など
主な展覧会:「加茂克也展 ‘100 HEADPIECES’」(個展/ラフォーレミュージアム原宿、2013年)、「VANISHING ACT 2018 Made head for Haider Ackermann」(グループ展/ Villa Noailles(仏)、2018年)、「KAMO HEAD 加茂克也展 KATSUYA KAMO WORKS 1996-2020」(個展/表参道ヒルズ、2023年) など