MIMOCA 丸亀市猪熊弦一郎現代美術館

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MIMOCA 丸亀市猪熊弦一郎現代美術館
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1. 猪熊弦一郎 《夜》 1937
2. 猪熊弦一郎 《自画像》 1924
3. 猪熊弦一郎 《自画像》 1924
4. 猪熊弦一郎 《婦人像》 1926
5. 猪熊弦一郎 《コンポジション》 1930
6. 猪熊弦一郎 《海と女》 1935
7. 猪熊弦一郎 《二人》 1936
8. 猪熊弦一郎 《昼》 1937
9. 猪熊弦一郎 《黄昏》 1937
10. 猪熊弦一郎 《トリオ》 1937
11. 猪熊弦一郎 《三人娘と自転車》 1938
12. 猪熊弦一郎 《マドモアゼル M》 1940

すべて ©公益財団法人ミモカ美術振興財団

猪熊弦一郎展 画業の礎 美校入学から渡仏まで Genichiro Inokuma: Foundations of a life in painting

会期:2025年1月26日(日)-3月30日(日)
開館時間:10:00-18:00(入館は17:30まで)
休館日:月曜日(ただし2月24日は開館)、2月25日(火)

主催:丸亀市猪熊弦一郎現代美術館、公益財団法人ミモカ美術振興財団

◎観覧料
一般950円(760円) 大学生650円(520円) 高校生以下または18才未満・丸亀市内に在住の65才以上・各種障害者手帳をお持ちの方とその介護者1名は無料
*( )内は前売り及び20名以上の団体料金
*同時開催企画展「「第 1 回 MIMOCA EYE/ミモカアイ」大賞受賞記念 西條茜展 ダブル・タッチ」および常設展「猪熊弦一郎展 立体の遊び」観覧料を含む

◎概要
猪熊弦一郎(1902-1993)は晩年、人の顔や動物、丸や四角、そして何とも呼びようのない抽象的な形など、多様な「形」を一枚のカンヴァスのなかに自在に描きました。異なる形が絶妙なバランスで配置された、明るく伸びやかなこの画風には、素直で前向きで、美をこよなく愛した猪熊の性質がそのままあらわれています。しかし、作品に本来の自分を出し切ることは簡単ではなく、猪熊がこの表現に辿り着くには長い年月が必要でした。
本展では、東京美術学校入学から、帝展出品時代、新制作派協会設立、渡仏まで、猪熊の画業の礎とも言える、20代、30代の頃の創作活動を紐解きます。大正後期から昭和初期にかけて、年々戦時色が増す困難な時代にあっても、常に前を向き、未知なる自分の世界をひらくべく真摯に「美とはなにか」を問い続けた、若い画家の探究と気付きの軌跡をご覧ください。
猪熊が開催を望んだ、若いアーティストが独自の才能をはばたかせる起点としての公募展「MIMOCA EYE / ミモカアイ」、その第1回大賞受賞記念である同時開催の西條茜展に呼応する内容です。

1. 猪熊弦一郎 《夜》 1937
2. 猪熊弦一郎 《自画像》 1924
3. 猪熊弦一郎 《自画像》 1924
4. 猪熊弦一郎 《婦人像》 1926
5. 猪熊弦一郎 《コンポジション》 1930
6. 猪熊弦一郎 《海と女》 1935
7. 猪熊弦一郎 《二人》 1936
8. 猪熊弦一郎 《昼》 1937
9. 猪熊弦一郎 《黄昏》 1937
10. 猪熊弦一郎 《トリオ》 1937
11. 猪熊弦一郎 《三人娘と自転車》 1938
12. 猪熊弦一郎 《マドモアゼル M》 1940

すべて ©公益財団法人ミモカ美術振興財団

猪熊弦一郎 1926年

猪熊弦一郎(いのくまげんいちろう)

1902 香川県高松市生まれ。少年時代を香川県で過ごす。
1921 旧制丸亀中学校(現 香川県立丸亀高等学校)を卒業、上京し本郷洋画研究所で学ぶ。
1922 東京美術学校(現 東京藝術大学)西洋画科に進学、藤島武二教室で学ぶ。
1926 帝国美術院第7回美術展覧会に初入選する。以後、1934年まで毎年出品し入特選を重ねる。
1927 東京美術学校を中退。
1935 新帝展に反対し不出品の盟を結んだ有志と第二部会を組織、第1回展に出品する。
1936 同世代の仲間と新制作派協会(現 新制作協会)を結成、以後発表の舞台とする。
1938 渡仏、パリにアトリエを構える(~1940)。滞仏中アンリ・マティスに学ぶ。
1950 三越の包装紙「華ひらく」をデザインする。
1951 国鉄上野駅(現 JR東日本上野駅)の大壁画《自由》を制作。
1955 渡米、ニューヨークにアトリエを構える。
1975 ニューヨークのアトリエを閉じ、東京に戻る。冬はハワイで制作するようになる。
1989 丸亀市へ作品1000点を寄贈。
1991 丸亀市猪熊弦一郎現代美術館が開館。
1993 逝去、90歳。

企画展情報

関連プログラム

キュレーター・トーク
2025年2月9日(日)、3月9日(日) 各日14:00-
本展担当キュレーター(古野華奈子)が展示室にて見どころをお話しします。