マルティーノ・ガンパー100日で100脚の椅子100通りの方法で

ロンドンを拠点に活動するグラフィック集団Åbäkeが手掛けたカタログです。
¥2,640(税込)
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マルティーノ・ガンパー(1971年イタリア出身、ロンドン在住)は、美術とデザインの領域を越えて活動を続け、2007年に発表された「100 Chairs in 100 Days(100日で100脚の椅子)」は大きな話題となります。ロンドンの路地や友人の家から使われなくなった椅子を集めて組み立て直し、1日1脚、100日で100脚の詩的でユーモア溢れる椅子がつくられました。これまで世界各地を巡回し、100脚目の椅子はそれぞれの場所で新たに制作されています。本展でも丸亀の椅子を使って、100脚目が展示されています。
見つけた椅子の素材、構造、デザイン、そして1日という限られた時間——見方によっては制約ともいえる様々な要素を可能性に変換してつくり上げた100脚の椅子は、彼の思索と実験の集積ともいえます。新たな方法論を探るガンパーの椅子はデザインや機能だけでなく、その奥に潜むそれぞれの物語をもみせてくれるでしょう。
[展覧会紹介文より]


ガンパー日本初個展のカタログは、本人が運営メンバーの一人である出版社Dent-De-Leoneから出版されました。デザインは、ロンドンを拠点に活動するグラフィック集団のÅbäkeが手掛けています。彼らによって2007年に制作された ”100 Chairs in 100 Days and its 100 Ways” は今も再版を重ね、展覧会と連動するプロジェクトの一部ともいえる存在です。
本展のカタログでは、これまで英語でしか読めなかった ”100 Chairs in 100 days and its 100 Ways” に掲載されている全テキストの日本語訳を収録。魅力溢れる執筆者たちがそれぞれの方法で100脚の椅子にアプローチしているテキストは、ガンパーの椅子への自由な発想を促してくれます。他にも、丸亀で制作された100脚目の椅子の制作ドキュメント、本展展示風景、そして100脚すべての椅子をフルカラーで掲載。さらに、これまでに制作された100脚目の椅子が初めて登場し、継続中のプロジェクトである「100日で100脚の椅子」を多角的に捉えた充実の1冊となっています。

版型は”100 Chairs in 100 days and its 100 Ways”の初版を復刻したA4変形版、背糸の赤色を青色に変えた丸亀スペシャルバージョンです。椅子とページ番号が連動し、100脚目の椅子の掲載ページは全て「100」の表示がされるなど、さまざまなあそび心が隠されています。ガンパーファンはもちろん、ガンパーを知らない方も、思わず手に取りたくなるようなカタログが出来上がりました。展覧会を見る前でも、そして見た後でも、十分に楽しめる一冊です。

(CONTENTS)
エミリー・キング「100脚の椅子」
ケイト・キラレア「隠れる椅子」
アレックス・リッチ「2007年9月19日」
ディヤン・スジック
マイケル・マリオット「私たちは椅子が大好き」
ロン・アラッド「椅子から椅子をつくる」
マルティーノ・ガンパー「100脚の椅子を作る過程」
Åbäke「座っている間の1000 000の思考 パート3」
カイザ・ストール「マルティーノ・ガンパーは____(前著からのアップデート)
国枝かつら「100脚目の椅子」
カテゴリー > 書籍/カタログ
サイズ: 縦29.7cm、横18cm 
重さ:250g
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