奏でる身体

2007年4月22日(日)-6月24日(日)開催、「身体」をテーマに複数の作家の作品で構成した展覧会のカタログです。
¥1885(税込)
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身体はあらゆる活動を行なう主体として私とともにあります。あまりにも親密なため、既知のものとして考えられがちですが、しかし多くの可能性に満ちたその全容をとらえることは容易ではありません。本展は、岸田劉生やアルベルト・ジャコメッティから森村泰昌まで16人の作家による作品、41点で構成されます。身体を表した作品によって、造形的な魅力にふれるとともに生命と存在について思いを巡らせ、さらに作家自らが自身の身体を用いて伝える作品を通して身体の尽きせぬ魅力に迫ろうとするものです。(展覧会紹介文より)

国内外のアーティストによる、身体をモチーフにした(あるいは身体そのものを用いた)絵画・彫刻・写真・映像などの作品を、〈Ⅰ身体のかたち〉〈Ⅱ生命と存在〉〈Ⅲ対話する身体〉の3セクションに分けて構成しています。これらの作品の多様な表現を通して、身体とはただ機能と質量を持った物質としてだけではなく、そこに固有のかたちや精神、意識、他者との関係性といったものを伴って存在している生命体であるということと、その奥深い魅力を客観的に捉え再確認することの意味を考えさせられる内容です。

また、このカタログには2012年に当館で個展を開催した塩田千春、石内都の作品も収録されています。(カタログ「塩田千春 私たちの行方」写真集「石内都 絹の夢」も当ウェブサイトでご購入いただけます。)

作家リスト(構成順)
〈Ⅰ身体のかたち〉猪熊弦一郎、高村光太郎、三木富雄、岸田劉生、アンリ・マティス
〈Ⅱ生命と存在〉アルベルト・ジャコメッティ、北山善夫、コンスタンティン・ブランクーシ、石内都、イサム・ノグチ、猪熊弦一郎、やなぎみわ
〈Ⅲ対話する身体〉塩田千春、アントニー・ゴームリー、澤田知子、ギルバート&ジョージ、森村泰昌
 
(CONTENTS)
・奏でる身体(松村円)
・作品図版
・作家略歴
・作品リスト
カテゴリー > 書籍/カタログ
サイズ: 縦26.3cm、横18.7cm、高さ1.1cm 
重さ:475g
その他、特記事項:日英併記、B5判、全72ページ、図版31ページ
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