MIMOCA 丸亀市猪熊弦一郎現代美術館

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MIMOCA 丸亀市猪熊弦一郎現代美術館
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2015年2月1日(日)-5月31日(日)
会期中無休
鈴木理策(1963−)の新作及び未発表作を中心に、写真作品約100点と映像作品3点をご紹介いたします。8×10インチフィルムを使用する大型カメラで撮影された精緻な写真群が、みなさまを純粋に「見る」ことへと誘います。目の前の写真と対峙し、そこに留められた多くのものを意識することで、鈴木が「見た」時間を追体験し、見ることのみずみずしさをあらためて知ることとなるでしょう。 詳細

鈴木理策《Étude 10,F-5》2010年
©Risaku Suzuki / Courtesy of Gallery Koyanagi

2015年6月13日(土)-9月23日(水・祝)
会期中無休
マルティーノ・ガンパー(1971年イタリア出身、ロンドン在住)は、美術とデザインの領域を越えて活動を続け、2007年に発表された「100 Chairs in 100 Days(100日で100脚の椅子)」は大きな話題となります。ロンドンの路地や友人の家から使われなくなった椅子を集めて組み立て直し、1日1脚、100日で100脚の詩的でユーモア溢れる椅子がつくられました。これまで世界各地を巡回し、100脚目の椅子はそれぞれの場所で新たに制作されています。本展でも丸亀の椅子を使って、まだ見ぬ100脚目が展示されます。
見つけた椅子の素材、構造、デザイン、そして1日という限られた時間——見方によっては制約ともいえる様々な要素を可能性に変換してつくり上げた100脚の椅子は、彼の思索と実験の集積ともいえます。新たな方法論を探るガンパーの椅子はデザインや機能だけでなく、その奥に潜むそれぞれの物語をもみせてくれるでしょう。 詳細

Installation View: Triennale Design Museum, Milano, 2009
Photo: Åbäke/ Martino Gamper

2015年6月13日(土)-9月27日(日)
会期中無休
猪熊弦一郎(1902-93)が好んで描いたモチーフのひとつに猫があります。夫婦ともに猫好きだった猪熊家では、一度に一ダースの猫を飼っていたこともあるようで、たくさんの猫に囲まれた暮らしのなかで、猪熊は、画家の目で猫をとらえるようになりました。本展では、猪熊が描いた様々な猫の絵を、作風や技法、他のモチーフとの組合せなど複数の視点からご紹介いたします。猪熊ならではのユニークな「猫達」をご堪能ください。 詳細

猪熊弦一郎《題名不明》1987年頃
©公益財団法人ミモカ美術振興財団

2015年10月3日(土)-12月6日(日)
会期中無休
猪熊弦一郎(1902-93)は、幼いころから絵を描くことが大好きで、90歳で亡くなる直前まで意欲的に数多くの作品を描き続けました。それらの多くは、好奇心旺盛で、どんな時でも心から楽しもうとした猪熊の性格を反映してか、見る人を驚かせ、またにっこりさせる明るさに満ちています。本展では、子供のころのスケッチから晩年の大作までを展示し、猪熊絵画の全貌をご覧いただきます。あわせて、たくさんの方からお寄せいただいた、猪熊作品への愛情あふれる感想や、とっておきのエピソードを会場にて公開。思わず感心する作品の見方や知られざる猪熊弦一郎像をみんなで分かち合い、いっそう猪熊作品を好きになってみませんか。 詳細

猪熊弦一郎《飛ぶ日のよろこび》1993年
©公益財団法人ミモカ美術振興財団

2015年12月20日(日)-2016年3月27日(日)
年末休館:12月25日-31日
私たちが日々を送るこの世界。ともすれば背を向けてしまいそうになる問題が山積するなかで、これからも長くこころよく生きていくためには、世界と真摯に向き合い、穏やかな変化の道筋を開こうとする姿勢が大切ではないでしょうか。本展では、4人の作家それぞれが自らの立つ場所を見つめ、そこにある課題を自分のものとして深く考えることから生み出した作品を紹介します。それらは物事に対する姿勢のあり方を提示し、さらに半歩先の社会を照らしてくれます。かすかな希望の兆しを内包したこれらの作品は、一人ひとりが身の回りを取り巻く現状を認識し、わずかずつでも変化させていく契機となり、未来の柔軟な社会へとつなげてくれることでしょう。 詳細

鷹野隆大《15.04.17.#e37》2015年(「毎日写真」より)
Courtesy of Yumiko Chiba Associates, Zeit-Foto Salon ©Ryudai Takano