子ども~大人向けワークショップ
探してつくろう!
いのくまさんの対話彫刻
Let's look for “Taiwa Chokoku”, and let's make it!
丸亀市猪熊弦一郎現代美術館は2013年11月23日(土・祝)で開館22周年を迎えます。当日はさまざまなイベントを予定しています。
その中の一つ、ワークショップ「探してつくろう!いのくまさんの対話彫刻」では、美術館のあちこちを探検して「対話彫刻」を探します。全部見つけられたら、2階の造形スタジオに行って好きなキットを選んで、いのくまさんをお手本に「対話彫刻」をつくりましょう。
※「対話彫刻」って?…《対話彫刻》は、いのくまさんが針金や飴の包み紙など日常生活の中で身近にある素材でつくっていたちいさなオブジェ。年間を通して入れ替えをしながらいつも展示している人気の作品です。
日時:2013年11月23日(土・祝/開館記念日) 10:00-18:00(最終受付17:00)
受付:1階ゲートプラザ
場所:館内各所(オリエンテーリング形式です)
対象:子どもから大人まで
参加料:無料
※時間内はいつでもご参加いただけます。
※所要時間の目安は30分から1時間程度です(所要時間には個人差があります)。
※道具や材料など持ち物は不要です。お気軽にご参加ください。
参加者数:606名
主催:丸亀市猪熊弦一郎現代美術館、公益財団法人ミモカ美術振興財団
◎材料・道具
館内探検用ガイド、針金、洗濯バサミ、カラータイ、モール、飴やチョコの包み紙、布、ストロー、綿棒、折り紙、プルトップ、機械の部品、コルク、プラスチックスプーン、プラスチックフォーク、シール、キラキラモール、ビーズ、動眼など
◎レポート
【1】
ゲートプラザの受付でガイドを受け取ったら探検スタート。美術館の中に隠れている対話彫刻を探します。1ヶ所はいのくまさんがつくった対話彫刻、あとの2ヶ所にはボランティアスタッフがつくった対話彫刻があります。どこにどの対話彫刻が隠れているかを、ガイドに書き込みます。(画像1~2)
【2】
1階のエントランスにはいのくまさんがつくった対話彫刻が隠れていました。青くてピカピカして触角が生えているような対話彫刻です。実はMIMOCAにはたくさんの対話彫刻があり、1年に4回ほど入れ替えをしながらいつも展示をしています。次に来た時には違った対話彫刻が見られるかもしれませんよ。(画像3)
【3】
2階の大階段の横にも対話彫刻ポイントがありました。たくさんあるけれど、ガイドにある対話彫刻はどれかな?参加者は一生懸命ガイドと対話彫刻を見比べていました。(画像4)
【4】
3階はエレベーターへと続く渡り廊下に隠れていました。ガラスに吊り下がっている対話彫刻はまるで浮いているよう。(画像5)
【5】
全て見つけられたら、造形スタジオに行って答え合わせ。クリアした人は、天井から吊るしてあるキットを選んで、対話彫刻をつくることができます。いのくまさんをヒントにする人もいれば、素材を活かして自由に制作する人もいました。(画像6~7)
【6】
小学生にもなると、ペンチを使って上手に針金をねじったり巻きつけたりして対話彫刻をつくっていました。針金を巻くのが難しい小さな子どもたちは洗濯バサミを足にしてつくることもできます。大人でもずいぶん長い時間をかけてつくっていました。(画像8)
【7】
いのくまさんは、対話彫刻を飴の包み紙など日常生活の身近にある素材でつくっていました。今回はいのくまさんが使っていたようなものもあれば、スペシャルな素材も用意しました。できあがった物の中にはキラキラしてとっても派手な対話彫刻もありました。いのくまさんはこれらを大切にしまいこんでしまうのではなく、目に触れるところに置いて日々を彩っていました。(画像9~10)