MIMOCA NEWS 009


exhibition
国立美術館巡回展 受容と発展:花ひらく近代洋画
2004年2月14日(土)〜3月14日(日)会期中無休


藤島武二「匂い」 1915年
東京国立近代美術館蔵
今回の展覧会では大正・昭和初期の日本近
代洋画激動の時代をクローズアップしました。
依然としてヨーロッパから影響を色濃くうけな
がらも、日本でも油彩画がようやくなじみ始め
た頃から日本独自の、また日本や世界といっ
た区別のない作品が生まれるまでの軌跡をた
どります。
唯一無二の作品を描こうとする画家の飽くな
き追及の証である数々の素晴らしい作品をど
うぞご覧ください。
 
さて本展の出品作品は東京・京都・大阪に位置する国立美術館が所蔵するもので、日本人
画家に影響を与えた海外画家による作品を含む秀作約50点がMIMOCAの3階に場所を移し
て展示されます。わずか1ヶ月のみの会期です。お見逃しなく。
 
≪主な出品作品≫
パブロ・ピカソ 「ポスターのある静物」(1912年・国立国際美術館蔵)
藤島武二 「匂い」(1915年・東京国立近代美術館蔵)
岸田劉生 「道路と土手と塀」(1915年・東京国立近代美術館蔵)
萬鉄五郎 「もたれて立つ人」(1917年・東京国立近代美術館蔵)
村山知義 「あるユダヤ人の少女」(1922年・東京国立近代美術館蔵)
国吉康雄 「乳しぼりの女」(1923年・国立国際美術館蔵)
佐伯祐三 「ガス灯と広告」(1927年・東京国立近代美術館蔵)
小出楢重 「卓上静物」(1928年・京都国立近代美術館蔵)
里見勝蔵 「女」(1929年・京都国立近代美術館蔵)
ワシリー・カンディンスキー 「絵の中の絵」(1929年・国立国際美術館蔵)
安井曽太郎 「金蓉」(1934年・東京国立近代美術館蔵)
北脇昇 「独活」(1937年・東京国立近代美術館蔵)
松本竣介 「Y市の橋」(1943年・東京国立近代美術館蔵)
 




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